お店で使える!簡単でかわいいポップの書き方の コツと実例3選

コラム 2020/09/30

日本橋馬喰町に卸店舗を構えるエトワール海渡です。

「もっと商品をアピールしたい・目立たせたい!」
と考えている小売店様も多いのではないでしょうか。

ポップ

そんな時はポップが有効です。皆様、ポップをご存知ですか?ポップ(POP広告)とは、店頭や店内に設置される製品周りの広告を指します。
ポップは、消費者の購買決定に非常に関係すると言われています。

ポップ 店舗

ドラッグストアやスーパーマーケットなどでよく見かけるのではないでしょうか。
最近では、某有名コーヒーショップなどの黒板に描いたポップも有名ですね。
思わず立ち止まって見てしまうほど美しいポップから、クスッと笑ってしまうような面白いポップまで様々です!

ポップ 黒板

通常、ポップには商品の値段やアピールポイントなどが書かれますが、その書き方はお店によって変わります。
しかし、ポップ作成と言われると「あんなすごいものは書けない…。」、「書いてみたいけど難しい…。」と思われる方はいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は簡単にポップが書ける方法をお伝えしたいと思います!

 

株式会社エトワール海渡は創業122年の歴史をもつ総合卸商社です。
2,500メーカーの70万アイテムをお取扱い!
店舗をお持ちの方と、ネットショップを運営されている方、合計約2万店の会員様がいらっしゃいます。
卸・仕入れサイト ETONET(エトネット)では、24時間いつでもお仕入れいただけます。

 

ポイントを押さえれば簡単!ポップの書き方とコツ

ポップ 書き方
目立たせるポップと言われるとセンスのあるポップを書かなければならないと考えがちですが、そんなことはありません!
ポイントをおさえれば誰でも簡単に書くことができます。それでは、ポップの書き方のコツをお伝えしたいと思います。

使用頻度高!数字の書き方のポイントをおさえる。

まずは、数字です。ドラッグストアなどで見られるポップは、安さを目立たせる為に大きく数字を書いています。
もし小売店様で値段の安さをアピールしたい場合は数字を大きく書いてみましょう。
ポップ 数字

では、数字の書き方のコツにうつりたいと思います。
数字は縦横3:2ぐらいの割合で書くと、よくみるポップの書き方になります。桁数に合わせて調整してください!
ただし、ポップの数字は普段と同じように書いてみるとうまく書けない場合もあります。特にカーブのところは1線ずつ丁寧に書くようにすると上手に書けるようになります!
また、お店の雰囲気と商品の特徴に合わせて書いてみることをオススメします。
レストランの入口付近に置かれているポップは、新商品の案内やオススメメニューが書かれていることが多いのではないでしょうか。
そういったように自身のお店が何をアピールしたいかで文字の種類や大きさも変わってきます。

数字の字と字の間はできるだけ詰めて

次に狭さについてです。
上の写真のように、数字と数字の間はできるだけ詰めましょう!幅が広いとはみ出してしまったり、バランスがおかしくなってしまいます。
また、遠くからみても「値段がいくらか」が見えることが重要です。

丸みやサイズはそろえる

先ほども書いたように、お店や商品の雰囲気に合わせたポップづくりが重要です。
ポップの字は統一感が重要になってきます。統一感と言われると難しく考えがちですが、サイズや文字の種類をそろえるところから始めると考えればポップ初心者の方でもやりやすいのではないでしょうか。
まずは、丸みやサイズは揃えましょう。
もちろん、アピールしたい項目ごとにサイズを変えることはありますが、値段などを書く際に数字の大きさやフォントが違うと見にくいですよね。
できるだけ統一するようにしましょう。
普段書き慣れている文字もポップになると慣れないことが多いので練習あるのみですね!

「文字はより少なく」を心掛ける

文字ばかりのポップとイラストが入っているポップだと、どちらが見やすく目を引くでしょうか。
やはりイラストが入っているポップの方をみてしまいますよね。文字ばかりだと途中で読む気が失せてしまい、最後まで読むのをやめてしまうという方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
ポップ コツ

文字は必要最低限にして、伝えたい項目(商品名や値段、アピールポイント)のみを書きましょう。
イラストが描いてあると一気に商品の情報が入り、消費者の購買意欲をかりたてます。
イラストはその商品の関連の絵をかいたりすると目に留まりやすくなるかもしれませんね!
イラストも文字の種類や、お店の雰囲気に合わせたり、季節にあったイラストにするとより効果的だと思われます!

使用する色は3~5色まで

文字が少なかったとしても見にくいと感じてしまうポップがあります。それは色を使いすぎているポップです。
イラストが入り、文字に統一感があったとしても何色も使ってしまうと逆効果です。どこを目立たせたいのかが伝わりにくくなってしまうからです。
ポップ 色

普段何気なく見ている色には様々な意味や効果があるのをご存知でしょうか。
広告でよく見かける「赤色」は、購買意欲を高める色として知られています。
また、エネルギーが強く、「生命」に深く関わる色であることから他の色よりも刺激が強い為、印象に残りやすいと言われています。
ポップ 目立つ

黄色も「禁止」マークなどで使われていることから、注目を集める色として有効です。
ポップ マーク

どちらの色も非常に目立つ色ですよね。ただし、目立つ色だからこそ使う場所に気を付けないと逆効果になってしまう時があるので気を付けましょう。

参考用ポップの実例紹介

ポップ 例

ここからはポップの実例を紹介していきたいと思います。

新入荷のご案内のポップ


このように商品名の上に「新入荷」という文字を大きく目立たせると、どの商品が新しく入ったかが一目で分かりますね。
入荷した商品が描かれたイラストもあり、色も3色に収まっていて非常に見やすいですね。
類似商品が置いてある場合は、このようにすることで新入荷の商品を目立たせることもできます!

限定品のご案内のポップ


こちらのポップもどんな商品かがすぐに分かるポップとなっていますね。
ポップをスイカの形に切り、文字のサイズや丸みも統一感があるため目をひきますね。

季節商品のポップ


こちらは季節商品を売り出すポップとなります。手軽に持ち運べると話題のハンディファンを売り出しているという設定で書いてみました。
商品名と、どんな商品であるか(季節商品、限定品、新入荷など)ということが分かりやすく書かれています。
ハンディファンのイラストもあり、涼しげな印象が伝わりますね!
「いつでも涼しく快適に」とハンディファンのオススメポイントが分かりやすく書かれていることで、お客様の興味を引くことができます。

 

いかがだったでしょうか?「ポップは難しい…。」と今まで避けてきた小売店様もこの機会にぜひ挑戦してみて下さい。

エトワール海渡では、ポップ作成や店舗ディスプレイなどの小売店経営に関するアドバイスが可能です。
何かお困りの方は是非エトワール海渡へご相談ください。