エトワール海渡 創業120周年 企画『つながる120年』

ファッション衣料から雑貨、食品に至るまで幅広い商品を扱う総合卸商社 株式会社エトワール海渡 は、今より120年前、明治後期のまだ和装が日常着の中心であった時代に「装いを通じた日々の暮らしのささやかな幸せを、世に広く流通させたい」という創業者・海渡由楠の志のもと、1902 (明治35) 年に 貴金属小間物製造卸「海渡商店」として柳橋の地に開業しました。

本年11月に120周年を迎えるにあたり、創業時の原点に立ち還り、小売店様・サプライヤー様とともに、これからの時代の「心身やつながりの幸せ」を支えていく「身の回りの日々の気分上げ」の商品たちを、社会に広く流通できるよう目指してまいります。

この度、創業以来 エトワール海渡が追求してきた「日常×気分上げ」の世界観を表現すべく、「つながる120年」の空間づくりをいたしました。過去においては、それぞれの時代の生活文化に関わる書籍や時代を象徴する商品、さらに現在〜未来においては、私たちエトワール海渡社員が体感する暮らしの中にある「気分を上げるモノたち」の写真とともに、皆様と共感していきたいビジュアルで構成しました。

 

120年の変遷を象徴する商品たち

1902年創業当時の和装の時代、昭和 戦後の西欧へのあこがれの時代、多様化と個性化、あたたかみ重視の時代へと、120年の変遷を表現し、今日に至るまでの各時代の人々の生活や文化にまつわるものを集めました。

エトワール海渡が創業当初から販売していた かんざしや櫛などの小間物をはじめ、サプライヤー様からお借りしたメモリアルな商品の数々…明治時代の荒物(刷毛・ブラシ等)や、日本初のおしゃれエコバッグ、昭和のボードゲームなど、その時代の日常の気分上げになっていた貴重な商品ばかりです。

また、さらにその時代の背景となる生活文化に関わる文学、画集を一緒にディスプレイし、「つながる120年」の空間を演出しました。

 

■エトワール海渡社員が思い描く 「日常×気分上げ」

壁面には、エトワール海渡社員が総力を挙げて集めた およそ500枚にものぼる写真をグラデーションにコラージュしました。そこには、当社社員が日頃感じている「気分を上げるモノ」のイメージが壁いっぱいに広がり、1枚1枚の写真には見る人にそのストーリーを話したくなるようなワクワクする楽しいモノ・コトが写っています。

 

【120年を迎えたこれからのエトワール海渡】

小売店様がつくる生活者や地域とのつながりや、サプライヤー様がつくる産地や職人・技術者とのつながり、エトワール海渡はこうした「つながり」に貢献することを目指し、ミセづくり・モノづくりに日々向き合う皆様とのパートナーシップをより強固なものにし、「日常×気分上げ」の商品たちを、この度「つながる120年」にて展示しました世界観とともに、広く社会に流通していけるよう尽力してまいります。

「つながる120年」コーナーは、ショールーム1階にて2023年1月31日まで設置しています。